洗濯女のウディ・アレン特集:42作品おすすめランキング(ぜひ読んでほしい〜!)
こんにちは、ついにアメリカに来ました。
電車が混んでて閉所が苦手すぎて中々乗れず、10:40発のフライトなのに9:30頃に羽田に着くというO型ぶりを発揮したところ、オーバーブッキングでエコノミーからビジネスにアップグレードしてもらえた!ついてる!わーい。飛行機苦手すぎて死活問題だったので本当に良かった。笑 お陰で機内で穏やかに過ごすことができました。誰にかわからないけど感謝。
そして今日は銀行口座開設して不動産屋行ったりしたけど、疲れて夜寝してしまった。。笑 学校の近くで発見したギリシャ料理屋さんがコスパ良すぎて素晴らしかったので通いそう・・(いやでも外食は基本しないようにする。)
そういえば出発日前日は、ドラムを練習して、餞別(?)にいただけることになった「ウディ・アレンバイオグラフィー」という本を受け取り、パッキングをして(またもやぎりぎり・・)、一人でウディ・アレン祭りをして、名残を惜しみながら蔦屋に返却する、という1日でした。ちなみにウディ・アレン祭りで観たのは「マンハッタン殺人ミステリー」と「スコルピオンの恋まじない」。初見ではないけど、あーもうどちらも意味不明世界観炸裂系で本当に面白かった!
さて、今日は、
私が今まで観たウディ・アレン監督作品42本を、順番に全力で紹介しようと思い、飛行機で一生懸命ランキング形式に纏めたので(暇人。というか飛行機怖いからこれやろうと決めてたの。笑)、それをぐわっと書きたいと思います!(わーいわーい。)
ただ、多すぎて力尽きたので、今回は一旦1~42のランキングと(今度時間を見つけて画像を貼り付ける予定なので今日は文字だけで。。)、1~5位までの全力おすすめコメントの構成でいきます。
完全に私見ですが、36位世界中がアイラブユーまでは、どれも本当に面白いです!(37位以下は、うーん・・ていうのもある。笑)
<洗濯女的ランキング>
- カメレオンマン
- 泥棒野郎
- 私の中のもうひとりの私
- マンハッタン殺人ミステリー
- マッチポイント
- ハンナとその姉妹
- ウディ・アレンの影と霧
- 僕のニューヨークライフ
- 魅惑のアフロディーテ
- アリス
- スコルピオンの恋まじない
- マンハッタン
- ミッドナイト・イン・パリ
- 女と男の観覧車
- ウディ・アレンの夢と犯罪/カサンドラズ・ドリーム
- ウディ・アレンの誰でも知りたがってるくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう
- ブルージャスミン
- カイロの紫のバラ
- 恋のロンドン狂騒曲
- 人生万歳
- インテリア
- スリーパー
- メリンダとメリンダ
- カフェソサエティ
- 教授のおかしな妄想殺人
- アニーホール
- セプテンバー
- ローマでアモーレ
- ラジオデイズ
- ウディ・アレンの重罪と軽罪
- 夫たち、妻たち
- タロットカード殺人事件
- それでも恋するバルセロナ
- マジック・イン・ムーンライト
- ブロードウェイと銃弾
- 世界中がアイラブユー
- 地球は女で回っている
- おいしい生活
- さよなら、さよならハリウッド
- ギター弾きの恋
- ウディ・アレンのバナナ
- セレブリティ
<洗濯女的1〜5位のおすすめコメント>
【1位 カメレオンマン】
これは別記事で語っている通り。最高傑作です。もう、ほんと、観て下さい!一見笑かしてくるコメディなのだけど、全然違うから!笑 いやでも笑かしてくるコメディとして楽しんでも全く問題ないです、受け取り方は人それぞれ自由だ~!
(参考)
constantinople2.hatenablog.com
【2位 泥棒野郎】
ウディ・アレン初監督作品。他の作品観てからこれを観ると荒削り風だけども、音楽と衣装が物凄くかっこよくて、そこにひたすら絶妙に意味不明な会話をはめるというお洒落さが半端じゃない。特に7-8分頃のタイトルコール入る瞬間は、他の監督作品含め私が今まで観た映画の中で最もかっこいいかもしれない(ハードル上げすぎor私の感性若干おかしいかもしれない。)。この時点で既にウディ・アレンテイストが確立されていてとても面白いです!これは完全に笑いに走っているという意味では正統派コメディ。でもアメリカンジョークとかそういうのじゃなくて、なんだろ、絶妙にずれてて、うわぁぁ洒落てる・・!という感じ。ちなみに私のブログ名の由来はこの映画のワンシーンです。思い出し笑いしたい人や、楽しい気分になりたい人におすすめ。
【3位 私の中のもうひとりの私】
これは私の中でトップ・オブ・ザ「空虚」系です!空虚が半端ない。ただ、空虚が半端ない映画の中で、じーーーんときたりずーーーんとくるタイプのやつ多いと思うのですが、この映画は、リアリティで攻めてくるタイプのやつで、とても怖いです。そして、ウディ・アレンは9割型ラストで幸せな気分で帰れるようほっこり終わるように魔法をかけて纏めてくれてるのですが、この映画は珍しくラスト投げっぱなしというか突き放し系で、そこがまたとても良いです。あとは、ウディ・アレンて基本ジャズを多用してるのですが、この作品はクラシックよりでそこもまた良いです。人生の岐路や過渡期だなと感じてる人や、何らかのもやもやを抱えてる人、何となくこのままでいいのかなてふとした瞬間に考えることがある人におすすめ。
【4位 マンハッタン殺人ミステリー】
これ、最初から最後まで全部ひたすら面白い!これは本当にやばい!面白いの。観て!普通にとても面白いのですが、個人的に何がいいかと言うと、メインキャスト4人が素でやってるんじゃないかと思うほど全編通してとても楽しそうで噛み合い方が物凄い。それを観てるだけで楽しくなってきてしまう。特におすすめは、前半の「オリンピックレベル」てシーンと、後半のいきなりドキュメンタリー調になるシーン。発想力の神様全開。本当に凄い、天才。あ、ちなみにこの作品のカメラマンは、私の覚えたて大好きカルロ・ディ・パルマです。映像の引き出しの多さもこの作品の面白おすすめポイントです!頭を柔らかくしたい人や、愉快になりたい人、一方で今落ち込んでいる人におすすめ。
【5位 マッチポイント】
「宇宙から見た人間」系(究極の本質論?的なイメージ、というか。うーん、、説明できない。。)。一見ただの不倫とか恋愛の話に絡めたサスペンスなのだけど、この映画はそういうことを言ってる訳じゃなくて、人間とは、人生とは、運命とは、みたいな本質に切り込んでいて非常に面白い。ウディ・アレン作品は基本ほぼどれも、人間とは人生とは等についてが描かれているので他と違うポイントはないのですが、この作品はそれに加えて、罪と罰的提示をしていて、物凄く面白い。さらに、それと絡めて神や信仰の話とか、宇宙レベルで真理や絶対や正ってどう見るの、等の話をしていて本当に面白い。そして、本質的なのに、シリアスになりすぎないテンションで纏めきっている手腕がまた恐ろしい。でもでも、別にそういう見方しなくても、単純にはっとさせられてサスペンスとしても面白いです!宇宙や人間に興味がある人や、スカーレット・ヨハンソンが好きな人におすすめ。
わぁぁ力尽きた。。寝よう〜!