洗濯女の好きな空虚系映画
3日坊主を続けよう大作戦2日目。順調。(自分に甘い)
今日は、タイトル通り、私の好きな空虚系映画について書きたいと思います。
諸事情により突如まとまった時間ができたため、
5月以降今日までで138本映画を観たところ(初見のみカウント)、
自分の好きな映画に一定の傾向があることに気づきました。
まぁ誰しも偏りあるとは思うのですが。
私の場合、今の所完全に偏っていて、以下の2つ。
「リアル」であり、「空虚」系であること
または
「リアル」であり、「宇宙から見た人間」系であること
です。
ちなみに、「空虚」系は、「宇宙から見た人間」系に包含されてるのだけど、
今回は一旦分けておきます。
そして、今回は前者の「リアル」かつ「空虚」系についてだけ書きます。(ゆるく生きるの重要)
まず、「リアル」について。
ファンタジーやSFやアクション等、
映画の世界ならではのフィクションの中であったとしても、
どんな設定だったとしても、
必ず私はテーマ及びメッセージや感覚(演出?)になぜかリアリティを求めているらしい。
で、それは、単なる知識や人から借りたものではなくて、
監督自身が経験したことや経験に値するレベルで思考や想像され尽くしたものだということが感じられること、が条件らしい。
(あーうまく言えない!もどかしい〜!!笑 もやもや〜!!)
次に、「空虚」系について。
これは、結構単純で、
「人生は無意味で、辛くて、苦しくて、空虚。でも瞬間瞬間は儚くてとても美しい。」
的なことが物凄く好きだということです。笑
好きだし、自分も完全にそう思ってる。
例えば、私の好きな空虚系映画は、以下の通りで、
ざくっと空虚の判り易さ的に主に①〜③の3パターンに分けられるかなと思ってます。
(以下は判りやすいものをひっぱってきてるので好きな順という訳ではない。笑)
(仕事してた時とか、公開年順やタイトル昇順にしないの的風潮あったけど、私的に空虚度合いが判りやすい順にひっぱってきてるから、気にしない。笑)
① 完全に空虚。空虚が半端ない。
・「私の中のもうひとりの私」ウディ・アレン、アメリカ、ドラマ(1989)
・「野いちご」イングマール・ベルイマン、スウェーデン、ドラマ(1957)
・「ソナチネ」北野武、日本、アクション/バイオレンス?(1993)
・「鏡の中にある如く」イングマール・ベルイマン、スウェーデン、ドラマ(1961)
② 空虚。でも空虚というか虚しい切ないという表現の方が適切かも。見方orものによってはほんの少しだけ喜劇というかいい話。
・「タクシードライバー」マーティン・スコセッシ、アメリカ、サスペンス/クライム?(1976)
・「パリ、テキサス」ヴィム・ヴェンダース、西ドイツ/フランス、ドラマ(1984)
・「市民ケーン」オーソン・ウェルズ、アメリカ、ドラマ(1941)
・「気狂いピエロ」ジャン=リュック・ゴダール、フランス/イタリア、ドラマ(1965)
・「女と男の観覧車」ウディ・アレン、アメリカ、ドラマ(2017)
・「軽蔑」ジャン=リュック・ゴダール、フランス、ドラマ(1963)
・「女と男のいる舗道」ジャン=リュック・ゴダール、フランス、ドラマ(1962)
③ やや空虚。空虚以外の要素が結構混ざっていて空虚系の純度は低い。
・「カメレオンマン」ウディ・アレン、アメリカ、コメディ/モキュメンタリー(1983)
※これは本当におすすめ!後日語る予定!!
・「ブルージャスミン」ウディ・アレン、アメリカ、コメディ/ドラマ(2013)
・「レイジング・ブル」マーティン・スコセッシ、アメリカ、ドラマ(1980)
・「セプテンバー」ウディ・アレン、アメリカ、ドラマ(1987)
・「チャイナタウン」ロマン・ポランスキー、アメリカ、サスペンス(1974)
・「インテリア」ウディ・アレン、アメリカ、ドラマ(1978)
まぁだから何って話ですが。笑
気分や人生経験等によりまた好みは変わると思うので今後楽しみだ〜!
また後日、「宇宙から見た人間」系について書きたいな。
謎に軽く予告しておくと、
これは「愛 / 神の存在 / 信仰 / 存在 / 現実と幻想」等のお話です。
(あ、決して怪しい話ではない!引かないで〜anyone!!)
そういえば、今、恵比寿ガーデンシネマでベルイマン生誕100年リバイバル上映やっていて、
今日1本観に行ったのですが、
映画館壁にジャケットの謎な組み合わせがインテリアデコレーション的位置付けで置かれていた!
なんと6分の3がウディ・アレンやん!!という。
はい、以上です。