洗濯女の複合的感情

喜劇は、悲劇プラス時間 / Comedy is tragedy plus time.

もやもやと胃腸との関係、そしてアリス

今日は苦手な曇りだけど、今日観た映画が面白すぎて曇りとか吹き飛びました。後ほど全力でおすすめします!

最近引き続きもやもやしていて、ここ数日なんだかお腹痛いなぁと思っていたら、胃腸の風邪(?)的なものになっていました。どうりで胃が痛いはずだ〜 薬すごく効く!何か今年流行ってるらしい。本当かわからないけど。皆さんも気をつけてください。

あ!そういえば、ついに「カメレオンマン」のDVDを買ってしまった・・沢山観よう。(わーい。)

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私の一番好きな映画「カメレオンマン」

(参考:「カメレオンマン」について) 

constantinople2.hatenablog.com

 

 

さて、ここ数日は他の事をしていたりで映画のペースがやや落ちましたが、前回以降、ミケランジェロ・アントニオーニ監督「さすらい」、ウディ・アレン監督「アリス」を観ました。 (ウディ・アレン作品鑑賞41本目。)

さすらい [DVD]

さすらい [DVD]

 

「さすらい」は、うーん・・という感じだったのでスキップするとして(というか、ミケランジェロ・アントニオーニの「欲望」「さすらいの二人「夜」等を先に観てしまったので中々感動がそれらを超えない。。)、

今日観た「アリス」が素晴らしかったので、今回は「アリス」を全力でおすすめします!しかも、これは、ウディ・アレンの虜になっていなくても結構楽しめる、「ミッドナイト・イン・パリ」系でもあるので、騙されたと思って一度観てほしいです。実は、渋谷の蔦屋に在庫1つしかなくて、2ヶ月ずっと待ってついにやっと観られたので多分無意識に期待値上がってたと思うけども、期待を超えた!

 

これは、ウディ・アレン版アリスの世界です。深さはそこまでないのですが、全編通して幻想的な雰囲気で映像が構成されていて、とても心地良くて綺麗です。うっとり系。ウディ・アレン作品の中で非常に異色。 あと、現実的なシーンも含め、全体的に美術と衣装もいつもの雰囲気と異なり、色調等を中心に、アメリカなのにヨーロッパみたい。(これ撮影誰だろう?O型なので調べるのは後回し・・)

途中に「ドクター・ヤン」という怪しい医者(?)が度々登場するのですが、そのドクター・ヤンがらみのシーンの音楽が若干意味不明でうきうきさせられます。そこに、前述の通りのもの凄く綺麗でお洒落な映像と、渦巻きやらハーブやらの意味不明な会話が繰り広げられ、(行き過ぎない)意味不明世界観炸裂で、もう本当に面白い!

ドクター・ヤンがらみのシーン以外にも、この作品は特に、こんなに綺麗な映像にこの危うい音楽はめるの??とか、こんなに綺麗な映像とこのかっこいい音楽にこの意味不明な会話はめるの??とか、のバランス感覚の絶妙さが顕著で、お洒落の極みです。

あとは、途中にピーターパン的な雰囲気や、マザーテレサ等が登場して色んなパターンの映像が差し込まれているのですが、(まぁどれもそうなのだけど)本当に発想力の神様で、一見破茶滅茶な要素を統合してしまう手腕が恐ろしい。

これだけ読むとカオスな雰囲気漂ってますが、そんな意味不明な中でも、纏め方は自然でメッセージも明確で、とても気持ち良く終わります。感謝。

あ、ちなみに、凄い勢いで明るい「空虚」系です。

気になってしまった方はぜひ観て下さい!これはウディ・アレン初心者におすすめかもしれない。

 

 

今日は書きたいことがあまり思いつかず(多分胃が痛いから・・?笑)、さくっと終わろうと思います。 

そういえば、私この世のあらゆるものの中で人の内面?気持ち?に非常に興味があるのですが、こんなに興味があるのに、いつまでたっても中々(自分も含め)人の気持ちはわからない。毎日毎日寝て起きてるのに、何時に寝て何時に起きて何時間睡眠が適切かわからない感覚と似てるのかな〜(違うか。)

あと、実はこのブログの自分的裏テーマで、「1記事1つ以上、自分で撮った写真を少しでも加工して使う」っていうのを課してたのですが、もう全然やってなくてさぼってる。笑 仕方ない!(自分に甘い。ゆるいの大事。)